妊活中の食事の大切さについて
不妊治療中まだ私は「妊活」に対しての知識は浅く、妊活中の食事については特に意識はしていませんでした。
当時は健康系食品メーカの商品開発をしていため、一応食事は気をつけてはいたのですが、ダイエットや肥満の方の栄養指導を行うこともあったため、基本ダイエット食を自分でも実践していました。
当時の身長160㎝の体重43.0~45.0㎏、体脂肪は19~21%くらいで少し痩せくらいで特に気にしてはいませんでした。しかし、なかなか妊娠しないので不妊の本や不妊治療専門病院の先生のブログを読み漁っているときに衝撃の事実を知ってしまったのです!
それは、【痩せ気味の方は妊娠しにくい】といったことでした、え!今まで肥満気味の方は不妊になりやすいと聞いたことはありましたが、まさか!痩せ気味でもダメなんて―
さらに、妊娠には「コレステロール」がとても大切だということが書かれていました。確かにホルモンはコレステロールから作られているのでめちゃくちゃ納得です。
もちろん痩せていても妊娠される方は沢山いらっしゃいます、しかし、ただでさえ妊娠しない私が子どもを妊娠するためにできることは、ある程度脂肪を付けることだと知ったのです。
その事実を知ってからは1日1食しか食べなかった麦ごはん&雑穀米を2食に増やし、夜もしっかり食事をするようになりました。食べ放題もよく行くようになりましたお気に入りは「焼肉キング」です。
そうすると体重は48.5㎏、体脂肪は25%となり、体調面でも変化が起きてきました。風邪を引きにくくなったのです。
一番感動したことは基礎体温が高温期には37.0を少し超えるくらいまで上がったことです。それまでは高温期一番高くて36.8度くらい低温期は35度台の時もありました。体温が上がると免疫力が上がることや体調が良くなるのでとても嬉しい変化でした。皆さんはどうですか?
自分のBMIを算出してみよう!
まずは自分の身長・体重からBMIを確認してみましょう。BMIとは(ボディー・マス・インデックス)と体重と身長から算出される肥満度を表す体格指数です。
BMI算出方法
BMI(ボディー・マス・インデックス=体重〈kg〉÷身長〈m〉÷身長〈m〉)
不妊症のリスクが低くなる数値は20~24といわれています。その中でも最も理想的な値は21です。
BMI18.5未満の痩せの方では卵巣機能、卵子の質が低下し、妊娠しにくくなります。そして低出生体重児が生まれる率が高くなります。逆にBMIが30以上の方は卵巣機能、卵子の質、子宮内膜機能が低下し、妊娠率が低下し、妊娠できでも流産率が高くなります。また、妊娠糖尿病や妊娠高血圧などの病気になりやすくなりますので妊活中に標準に落としておいた方がよさそうです。
また、体脂肪では17%以下のやせ型の女性からは、低出生体重児が生まれやすいことがわかっています。妊娠前の女性の体脂肪は22%以上が理想です。17%を下回ると排卵が止まってしまう人が半数以上といわれているのです。私もダイエットの栄養指導をしている時に必要以上に痩せたいという子がいて無理にダイエットをしたことにより生理が止まってしまったという相談を受けたことがあります。
最近はSNSに細い子がたくさんいるため自分ももっと痩せなきゃ!と思うかもしれませんが、騙されないで‼ほとんどが加工です!健康な痩せ方があなたを一番美しく見せてくれますよ♡