不妊の原因が不明な場合、どうしたらよいの?

妊娠体質になるためには、今の自分の体調を知ることが必要ですよね、なぜ妊娠しないのか?
病院で検査して原因が見つからなければ、何かしら理由があるはずです。私も病院での検査は何も問題がなく原因不明でした。原因不明の方が困っちゃいますよね、解決策が分からないってことですから

病気以外の原因を確認するにはまず、不妊治療の検査の際に栄養素がわかる血液検査も受けることをおすすめします(別料金ですが)。身体の栄養の不足は妊活には大きな関係があるからです。

栄養必要量が不足している場合はその栄養素を食事で補充すればよいのですが、結果栄養も基準値以内なのに妊娠しないという場合は何か病気ではない【原因】があるはずです。

病気でないのに体調が不調なことを東洋医学では「未病」といわれています。

原因のない不妊症も未病なので、まずは東洋医学の考えに当てはめて原因を考えていく方が分かりやすいかと思います。

東洋医学では望診、聞診、切診、問診という4つの診断で患者さんの状態を確認し、必要な漢方を処方されます。もちろん漢方薬を処方してもらい身体の改善を行っていくという手もあります。でも漢方薬も安くはないので、漢方薬だけ飲んであとはばっちり!といって暴飲暴食をしていると治るものも治りません。漢方薬プラス食事で必要な栄養を補うことでさらに妊娠しやすい体質へと導くことができます。

東洋医学では気の不調を「気虚」「気滞」、血の不調を「血虚、瘀血」、津液の不調を「水毒」と分けられます。もっと深くありますが、自分自身で確認する場合はこれを参考にした方が簡単です。

それぞれの症状はこちらの記事でご紹介しています。自分が何に当てはまっているかを確認して必要な食材を取り入れてみましょう

【気の不調】

よく栄養相談の時に聞かれるのが、どれくらい続ければで結果が出ますか?ということです。細胞の生まれ変わりに必要な期間は約3ヶ月です。肌は約28日の周期(若い方で)。早い方では1ヶ月で体調が良くなり、やる気が出るようになった、朝スムーズに起きられるようになったというお声を頂きます。

まずは自分自身の身体の状態を良く知り、必要な栄養素を今日から取り入れていきましょう!3か月後身体と心が整った状態で不妊治療に取り組めばもっと良い結果に繋がるはずです。

関連記事