妊娠しやすい身体にするためにはエネルギーが必要です。

何度かお話しているように、お母さんの身体が疲れている状態はエネルギーが不足していて赤ちゃんは授かりにくい状態にあります。それはそうですよね!命を生み出すにはたくさんのエネルギーが必要ですから。でも毎日仕事、家事、不妊治療に追われていてはなかなか元気は残らないですよね、少しでも身体を元気にするために東洋医学でいう「気」を補う食事をとりましょう。気の不調には「気滞」と「気虚」があります。自分はどの症状に当てはまるのかを確認し、必要な食材を食事に取り入れてみてくださいね!

妊活中の方もそうでない方も自分の体調を知るために参考にしてください!

【気滞】とは 「気」の流れが滞っている状態。 気持ちがふさいだり、不安感があると胸や喉がつかえた感じがする状態です。 気滞は肝と脾胃で起こりやすく瘀血を伴うこともあります。

気滞の症状

★神経質 ★胃が痛む ★げっぷやおならがでる ★冷えやすい ★気力がない ★胸のつかえ ★緊張しやすい ★イライラする ★のどに何か引っかかって いる感じがする。 ★不眠になりやすい ★肩こり ★頭痛 ★生理周期がバラバラ ★生理前の体調不良 ★お腹が張りやすい ★下半身のむくみ

【原因】 ストレスがあり、リラックスできていない状態で自律神経の乱れがあります。

【対策】 気の巡りを良くする食材、気持ちを落ち着かせる降気作用、安神作用の食材を食べる。

【おすすめ食材】
しそ、キンカン、カボス、みかん、そば、大根、ラッキョウ、玉ねぎ、春菊、ジャスミン、イカ、陳皮、八角、フェンネル、ナツメグ、ウコン、コリアンダー、チンゲン菜、小松菜、ニラ、ごぼう、ピーマン、セロリ、胡椒、生姜、酢、鮭、イワシ、アサリ、ミント、アーモンド、納豆、サフラン、コーヒー

【気虚】 気虚はエネルギーが不足して身体の機能が低下している状態。夜は寝ても寝足りない ため、食後眠たくなりがち、疲れやすく、胃腸が弱っているため栄養が全身に回らず気力が不足する。

気虚の症状

★元気が出ない ★やる気が出ない ★体がだるい ★疲れやすい ★風邪をひきやすい ★血の気が少ない ★食欲不振 ★息切れする ★便が緩い ★尿の色が薄い ★食後に眠くなる ★胃もたれ ★汗が自然に出る

【原因】 消化器官の低下、暴飲暴食、働きすぎ、睡眠不足、甘い物や冷たい物の摂りすぎ

【対策】気を補う(補気作用)、消化機能を整える(健脾作用)食材を提案する。

【おすすめ食材】
お米、もち、黒米、あわ、ひえ、うどん、そば、キャベツ、小松菜、玉ねぎ、ねぎ、 人参、ごぼう、かぼちゃ、れんこん、じゃがいも、里芋、山芋、トマト、三つ葉、 ハトムギ、鮭、りんご、バナナ、きのこ類、松の実、味噌、大麦、黒砂糖、黒木耳 牛肉、ウズラの卵、栗、ハスの実

次は血の不調を確認してみましょう

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